気候(バンクーバー)
広大な国土に応じて気候も多様である。北緯70度以北には永久に凍結した氷帽(山頂氷河)があり、一方、ブリティッシュ・コロンビア州西岸には豊かな雨林が広がっている。カナダで最も人口が集中する米加国境に沿った南部地域は、春夏秋冬の四季がはっきりしている。夏の日中は35℃を超えることもあり、他方、冬には氷点下25℃程になることも珍しくない。春と秋の気温はずっと穏やかだ。
言語
カナダの公用語は英語とフランス語である。カナダ人の約59%が英語を母語とし、23%がフランス語を母語としている。だが、人口の18%は、2つ以上の母語を持つか、中国語、イタリア語、ドイツ語、ポーランド語、スペイン語、ポルトガル語、パンジャブ語、ウクライナ語、アラビア語、オランダ語、タガログ語、ギリシャ語、ベトナム語、クリー語、イヌクティトゥト語、その他、英仏以外の言葉を母語としている。(2001年)
公用語法はフランス語と英語をカナダの公用語と定め、その普及を促進し、英語とフランス語が話せない住民が多く住む自治体の発展を支援することを目的として特別な対策を講じている。カナダの連邦機関は二言語サービスを提供することにより、両公用語を均等に扱っている。
宗教
カナダ人の約5分の4はクリスチャンで、カトリック教徒は人口の約44%、プロテスタントは約29%を占める。その他の宗教としてはユダヤ教、イスラム教、ヒンズー教、シーク教、仏教など。約16.5%が無宗教である。(2001年)
教育
教育制度は州によって異なり、初等教育は5年から8年間、中等教育(日本の中学高校にあたる)は4年ないし7年間、高等教育は3年ないし4年間である。ほとんどの児童と学生は公立の学校に通う。大学とコミュニティー・カレッジもほとんどが公立である。カナダは移民を歓迎している国なので、英語とフランス語の公用語教育の経験が豊富で充実している。
医療と社会保障
歯の治療を除いて、基本的な医療は無料で提供されている。65歳以上の人および生活保護受給者は、処方薬も大半の場合が無料。またカナダは老齢年金、家族手当、失業保険、福祉など、社会保障制度が完備している。










