パイロットへの憧れ(プロパイロットからのコメント)

このサイトを御覧になっている皆さんは、多かれ少なかれ一度はパイロットにあこがれた
のではないでしょうか。
そして、いつしか"所詮叶わぬ夢だよ"と自分自身に言い聞かせて心の奥底へしまわれてた
熟年の方、これからの自分の人生に迷っている若者にとっては叶わぬ夢になるのでしょうか。
パイロットは、所詮叶わぬ夢でしょうか。
先ず、パイロットを目指している若い方々に一言、先輩として言わせてください。
夢は叶えるもので夢見るものではありません。チャレンジしないで後悔することが一番悔しいですよ。
少なくとも自分にできることを精一杯やって結果を待ちたいですね。事実、私も皆様と同じように
「自分には所詮無理だよね。」と思っていた一人です。
そして、奮起してチャレンジした結果として今があるような気がします。
私の同期や自分の周りの後輩パイロットの共通点を考えると2つのことが挙げられます。
ひとつは、「あきらめずに」、後ひとつは「最後までしがみついていた」ことのように思っています。
頭が良いとか悪いとかより、どれだけ自分のモチベーションを持ち続けられたかのように思います。

いずれにしろあきらめる場合の共通点は、自分には叶えられないという「自己信念?」 のようなものがあるように思えます。叶えられない場合もあるかもしれません。チャレンジする 場合はリスクが伴い、止める場合には喪失感を味わうことでしょう。 自分が決めた道に進めることは、何にも代えがたい喜びと幸せと思っています。 「自分の好きな道」って素敵ですね。 (A. KAMIYAMA)
日本の航空事情(団塊の世代の大量定年退職者!)

戦後の経済復興時、日本は大戦により大量の操縦士不足が起こりました。
軍人や自衛隊出身者の航空関係者でまかないきれず、自社養成においても商船大のどからも
引抜きをするなど人材不足でした。この人材不足を補ったのが団塊の世代です。彼らは、約2年後
から大量に一斉退職します。一部はもうすでに始まっています。つまり、ベテラン機長が大量に
退職するという切実な社会問題なのです。2003年現在、国内の主要航空会社のパイロット数は、
約5800人で、機長職が約3200人です。

給与としては、全日空で月50時間乗務するとして35歳の副操縦士の年収は 1,650万円、45歳の機長では2,380万円が平均です。 (1998年調べ)。しかし、 パイロットに課せられた厳しさを知れば、この報酬は決して高いとは言えない気がします。
今後、大空を希望する若者は、所定の資格を自費で取得し、それらの採用試験を 受けチャンスをものにする場合と、完全な自社養成に合格する場合のいずれかになることでしょう。 自社養成の枠(年齢や自社養成要件)にそぐわなかった若者には準自社要請がまだ残っていますね。 いずれにしろ、若いパイロットが夢を叶えるには、「熱意と自己努力」が必要ですね。近年は、 女性のパイロットも増え始めています。
チャンスがある限り、チャレンジ!
米国の航空事情

ここ数年は、大手航空会社の経営破綻が続き、数多くのパイロットが一時解雇
され職を失うケースがありましたが、「The Wall Street Journal」誌によると、アメリカ人の
パイロットが東南アジアの諸国に新天地を求めて職を変えているとの事。中東のある
エアーラインでは運転手付で4又は5スターホテルに宿泊できるなどの高待遇を受けている
そうです。
また、Boeing社によると、今後20年間に年間6,000人のパイロットの
雇用が予想され、世界規模では18,000人のパイロットの雇用が予想されています。
現在エミレーツ航空は、世界70カ国から1,350人のパイロットを採用しています。
アメリカのエアーライン・パイロットの年収は、1,900万円位でカーゴでは2,200万円位
が一般的です。









